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子供の矯正治療

歯並びが悪いとどうなる?

子どもの不正咬合については反対咬合(受け口)がわかり易いので、気にされることが多いですね。乳歯のときの噛み癖で、ひょいと下顎が上顎よりも前に行ってしまう機能性のものや、お父さんやお母さんの遺伝によるもの、すなわち骨格が原因になっているものとがあります。一般的には骨格的な要素の強い受け口の治療の方が、難しく、また時間もかかります。

歯並びが悪いとどうなる?

また、意外に思われるかもしれませんが、鼻が詰まっていることも、出っ歯や、前歯のガタガタ、奥歯は噛めているのに前歯が噛み合わない開咬、下顎の歪みといった様々な不正咬合の原因となります。理由は実は単純です。鼻で呼吸がしづらいと、やむを得ず口呼吸になります。口呼吸をすると、舌、頬、口唇といった歯を取り囲んでいる組織の圧力のバランスが崩れて、それが原因となり、様々な形態の不正咬合がひき起されるのです。

歯並びが悪いとどうなる?

この口呼吸を治すこと、これが子どもの矯正治療において実はとても大きなウェイトを占めます。いろいろな先生が色んなアプローチをされています。MFTと呼ばれる舌や唇の筋肉のトレーニングを推奨される先生もいらっしゃいます。しかし、当院では、それよりも何よりも、まず鼻を通してあげること、鼻で楽に呼吸をさせてあげることに主眼を置いています。そのために、まず上顎を拡げてあげることを最初に行います。学童期であれば、簡単に拡げることが可能です。この時期の治療を逃して、骨格が固まってしまいますと、治療は難しい範疇に入ってしまいます。

歯並びが悪いとどうなる?

口呼吸をしているお子さんは、集中すると、例えばテレビを見たりゲームをしているときに口をぽかんと開けています。また、舌の位置が本来あるべき位置と違っているので、しゃべり方が何となく他人と違う、発音がおかしい、食事に時間がかかる、子どもなのにイビキをかく等の症状がでることが多いです。そういうサインを見つけられたら、一度、お子さんの口の中をのぞかれるとよいでしょう。

歯並びが悪いとどうなる?

さて、子どもの不正咬合を放置するとどうなるのでしょう。以下の6つの問題点はよく指摘されていますが、全て起こるわけではありません。いくつか重なって症状として出てくることがありますので、ご参考になさってください。お子様の不正咬合のことを十分に知った上で、その不正咬合と上手につき合うというのも一つの手です。
ですから、お子様の不正咬合の問題点をよく理解して、その上で、ご家庭の価値感で、矯正治療を受ける、受けないの判断をなさるとよいと思います。もちろん、ご相談は喜んでさせていただきます。

 

歯並びが悪いとどうなる?

子どもの頃から歯並びが悪いことが原因で起こる、6つの問題

歯並びが悪いとどうなる?

笑顔に自信がもてない

人と話すとき、口元は視線に入ります。そのため歯並びに自信がないと、話すのが嫌になったり大きく口を開けて笑えなくなったりしまうのです。

虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが不揃いだと、歯ブラシが隅々まで届きにくく、磨き残しができやすくなります。そのため、虫歯や歯周病といった病気にかかりやすくなってしまうのです。また、噛み合わせが悪いことで食べものがよく噛めず、唾液の量が減って口のなかがどんどん汚れていってしまうことも虫歯・歯周病の原因になります。さらには、口臭の原因にもなるほどです。

発音がしにくい

受け口や開咬だと、「さ行」や「た行」の発音がしづらくなることがあります。正しい発音がしづらくて困ることがあるかもしれません。

肩こりや頭痛が起こりやすい

噛み合わせが悪いと、顎が不自然な動きをし、顎や肩の筋肉に無理な力がかかります。すると、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。

顎関節が痛む

口を開けたとき顎からカクカクと音が出たり、口を大きく開けられなかったり……これが顎関節症と呼ばれる症状です。原因としては、悪い姿勢や精神的なストレス、歯ぎしりなどさまざまですが、不揃いな歯並びから起こる場合もあるのです。

胃腸に負担

噛み合わせが悪いと、食べものをしっかりと噛み砕くことができなくなります。すると唾液の量が減ってしまいます。よく噛むと、唾液もよく出て、食べものと唾液がよくからんで、食塊ができ易く、飲み込み易くなるわけですね。 お茶や水、牛乳で食べものを流し込むような食べ方は、胃への負担が大きくなるわけです。

悪い歯並びの種類

不正咬合の種類:8種類

受け口

受け口

下の前歯や下顎が前に出ている状態です。上の前歯の数本が下の前歯の内側に入っている場合もあります。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)・出っ歯

上顎前突(じょうがくぜんとつ)・出っ歯

上の前歯や上顎が前へ突き出ている状態です。または、下顎が上顎に比べて極端に引っ込んでいる状態です。

叢生(そうせい)・八重歯・乱ぐい歯

叢生(そうせい)・八重歯・乱ぐい歯

歯が凸凹に生えている状態です。小さい顎に大きな歯が並ぼうとして起こることがあります。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

口を閉じても前歯が上下で噛み合わない状態です。前歯で食べものが噛み切れない場合が多いです。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の前歯が下の前歯に深く被さっている状態です。逆のパターンが「受け口」です。

交叉咬合(こうざこうごう)

交叉咬合(こうざこうごう)

奥歯の噛み合わせが悪く顎が横にずれている状態です。そのため、下の前歯の真ん中のラインがほとんどずれているのです。

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下の前歯が突き出ている状態です。口元全体が前に出ているため、唇が閉じにくくなります。

空隙歯列(くうげきしれつ)・すきっ歯

空隙歯列(くうげきしれつ)・すきっ歯

歯と歯の間に隙間がある状態です。乳歯のうちは隙間があるのは普通ですが、永久歯に生え替わっても隙間がある場合、歯の数が足りなかったり本来生えるべき歯が埋もれていたりする可能性が考えられます。

※不正咬合は単独ではなく、"受け口で叢生"というように二つ以上組み合わさることもよくあります。

あなたのお子様は大丈夫? 簡単歯並びチェック

お子様の歯並びはどうですか? 気になられたらお気軽にご相談ください

奥歯で噛んだとき、上下の前歯が噛み合わない

噛み合わせたとき、上の前歯が深く被さって下の前歯が見えない

上下の前歯の真ん中がずれている

歯並びが凸凹している

八重歯がある

下の歯が上の歯より前に出て、逆に噛み合っている

歯と歯の間に変な隙間がある

笑ったときに歯茎が大きく見える

口がポカンと開いてしまう

発音しにくい音がある

食べものがよく噛めない

下唇、下顎が前に出ている

顔が左右どちらかに歪んでいる

唇を閉じて横顔を鏡で見たとき、口元が前に突き出している

唇を閉じたとき、顎の部分に梅干しのようなシワができる

歯並びや口元の形に自信がない