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3.インプラントアンカー
治療器具

インプラントアンカーとは、チタン製の細いネジで、歯を動かす時の土台として、いわば骨に杭を立てるような感じで使用しています。痛そうな感じですが、まったく痛くありません。このインプラントアンカーにより、大きなメリットがもたらされました。
第一に歯を動かせる範囲が大幅に広がりました。骨を切る手術を併用していた咬合異常に対して、場合によっては手術をしなくても相当の結果を出すことができるようになりました。要するに歯列全体を動かすことが簡単に可能となったわけです。

また、治療の体系がシンプルになりました。従来、最も困難とされていた大臼歯の圧下(骨の中に沈めるような動きのこと)などはヘッドギアという装置をほとんど一日中装着せねば達成されなかったのですが、このスクリューを用いることで、いとも簡単に達成されるようになりました。また、前歯を引っ込める際なども奥の歯を手前に移動させない様にするにも長時間のヘッドギアの装着が求められましたが、そのような煩わしさから解放されるようになったのも大きなメリットです。


ブレースの選択については、従来より、よりいいものを取り入れてきました。最近では”デーモン〟に代表されるセルフライゲーションのブレースや、摩擦の少ないブレースを積極的に用いることで、更に利便性を提供できるようになりました。


他にも先進的な技術であるインダイレクトボンディング法(よりきれいな位置に歯が並ぶよう、ブレースをあらかじめ各個人の模型に張り付けて、それを口腔内にトランスファーする方法)を用いて、ブレースの装着をしております。この手法については、当院の保田好隆がオリジナルの手法に手を加えてより精度の高いものに改良し、一冊の本にもまとめています。
また、治療の際には個人固有の顎関節の位置を考慮して咬み合わせを構築するよう心がけております。
炭酸ガスレーザーも導入し、この装置による除痛効果を提供したり、また従来困難だったセラミックのブレースの撤去も簡単になりました。
PTCの効果を上げるためにチェアサイドで音波ブラシを採用しています。患者さんによっては家庭用の音波ブラシの使用をお勧めしています。
以上、いろいろな特徴を紹介してきましたが、矯正歯科学会の認定医、指導医と歯科衛生士との強力なチームワークの良さも大きな特徴の一つです。

インプラントアンカー
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