子供の矯正治療
子供の矯正(小児矯正)
小児矯正は、顎の成長をコントロールすることや口呼吸などの悪習癖を取り除いていくことに力点を置きます。いわば土台作りです。
子供の矯正の種類とメリット
成人矯正と比べ、小児歯列矯正は顎の成長をうまく利用して行えるという点にあります。
子供の矯正の時期とポイント
子どもの不正咬合については反対咬合(受け口)がわかり易いので、気にされることが多いですね。乳歯のときの噛み癖で、ひょいと下顎が上顎よりも前に行ってしまう機能性のものや、お父さんやお母さんの遺伝によるもの、すなわち骨格が原因になっているものとがあります。一般的には骨格的な要素の強い受け口の治療の方が、難しく、また時間もかかります。
また、意外に思われるかもしれませんが、鼻が詰まっていることも、出っ歯や、前歯のガタガタ、奥歯は噛めているのに前歯が噛み合わない開咬、下顎の歪みといった様々な不正咬合の原因となります。理由は実は単純です。鼻で呼吸がしづらいと、やむを得ず口呼吸になります。口呼吸をすると、舌、頬、口唇といった歯を取り囲んでいる組織の圧力のバランスが崩れて、それが原因となり、様々な形態の不正咬合がひき起されるのです。
この口呼吸を治すこと、これが子どもの矯正治療において実はとても大きなウェイトを占めます。いろいろな先生が色んなアプローチをされています。MFTと呼ばれる舌や唇の筋肉のトレーニングを推奨される先生もいらっしゃいます。しかし、当院では、それよりも何よりも、まず鼻を通してあげること、鼻で楽に呼吸をさせてあげることに主眼を置いています。MFTはするならそのために、まず上顎を拡げてあげることを最初に行います。学童期であれば、簡単に拡げることが可能です。この時期の治療を逃して、骨格が固まってしまいますと、治療は難しい範疇に入ってしまいます。
口呼吸をしているお子さんは、集中すると、例えばテレビを見たりゲームをしているときに口をぽかんと開けています。また、舌の位置が本来あるべき位置と違っているので、しゃべり方が何となく他人と違う、発音がおかしい、食事に時間がかかる、子どもなのにイビキをかく等の症状がでることが多いです。そういうサインを見つけられたら、一度、お子さんの口の中をのぞかれるとよいでしょう。
さて、子どもの不正咬合を放置するとどうなるのでしょう。以下の6つの問題点はよく指摘されていますが、全て起こるわけではありません。いくつか重なって症状として出てくることがありますので、ご参考になさってください。お子様の不正咬合のことを十分に知った上で、その不正咬合と上手につき合うというのも一つの手です。
ですから、お子様の不正咬合の問題点をよく理解して、その上で、ご家庭の価値感で、矯正治療を受ける、受けないの判断をなさるとよいと思います。もちろん、ご相談は喜んでさせていただきます。















