当院について

当院の5つの特徴

  • 01口呼吸から鼻呼吸へ改善

    鼻づまりやアデノイドや扁桃腺の腫脹などによる「口呼吸」が、不正咬合に影響していることはご存知でしょうか。当院では学童期の口呼吸の弊害を重視しており、上顎それ自体を拡大することで「鼻呼吸」がしやすくなるような矯正治療を行っています。
    鼻呼吸に切り替えることで、口呼吸で損なわれてきた舌位の改善や顔面部の骨・筋肉の本来の成長を取り戻すことができるようになり、知らず知らずに悪影響を受けてきた体全体にも良い影響があると考えています。
    歯並びを整えるなど見かけの改善も大事ですが、不正咬合の本質的な原因を取り除くことこそが、学童期の矯正治療においてもっとも大事なことであるというのが当院の見解です。

  • 02安心した治療を提供するための
    設備の充実

    矯正にはブラケットという装置を使用する方法があります。ワイヤーを通してその復元力によって少しずつ矯正していくのですが、ブラケットを装着して初めて歯に力がかかるときなどは必ず痛みを伴います。とはいえ「痛みは仕方ないので我慢してください」と言うことはありません。当院ではCO2レーザーを装置を装着した歯ぐきの部分に照射し、血液の循環を促すことで痛みを減らせるように努めています。CO2レーザーは出力を上げれば口内炎の治療や麻酔下での歯肉の切除などにも使える優れものです。
    顔や歯全体を撮るレントゲンはデジタルのものを使用していますので、被ばく量もわずかですし、従来のものより情報量が飛躍的に増加しました。また必要な患者さんにはCTも撮らせていただいています。
    器具の消毒に関しましては、オートクレーブによる高圧水蒸気滅菌のほか、それにかけられない刃物やプラスティックなどのものはホルマリンを用いたガス滅菌器を用いています。

  • 03プロフェッショナルによるケアの徹底

    当院ではお口の“ケア”にも力を入れております。成人の矯正歯科治療をうまく達成するには歯周病の管理が不可欠であることは言うまでもありません。
    ブラケットを装着した患者さんにとって、毎日の歯ブラシは大変なものです。お家でのブラッシングの方法については、2種類の歯ブラシを用いた方法を衛生士を通じてご説明しますが、ご来院時には毎回ワイヤーを外して、器具の周りやワイヤーの直下などの磨きにくい場所も含めて、音波ブラシを用いてきれいにさせていただきます。
    それに加えて、必要に応じプロービングやX線撮影といった歯周病の検査、歯周ポケット内の歯石の除去や根面の滑沢化といった歯周病の初期治療まで対応しています。そしてもちろん、学童期の子供たちの虫歯予防も怠りません。必要があれば細菌を培養してカリエスリスク判定を行い、予防の動機付けも行います。適宜フッ素塗布などもいたします。
    ご来院毎にスタッフがPTC(Professional Tooth Cleaning/歯の清掃)を行うのは当然ですし、必要な時にはスケーリングやPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)も行います。そうすることで、お口の中をよりよい状態に維持しながら矯正歯科治療を進めることが可能になるのです。

    歯周病・予防
  • 04ご希望に応じて選べる
    矯正装置

    一言に矯正といっても、その装置にはさまざまな種類があります。
    一般的なのは表側に装着するブラケット装置で、いろいろな症例に適応できます。目立ちにくいセラミックのものから、リーズナブルなメタルのブラケットまでバリエーションがあり、ワイヤーを留めるモジュール(小さなゴム)の色の種類も30種あるので好みの組み合せを楽しめます。
    また、症例は制限されますが、ブラケットを使わない着脱式のマウスピース型矯正装置(インビザライン)もあります。
    費用や治療期間など患者さん一人ひとりの口腔内状態に応じた説明をします。上顎の天井を拡げる装置は効果的なものが一つしかありませんが、個々の歯を動かす装置は希望に応じて選んでいただけます。それぞれ特徴がありますので、お気軽にご相談ください。

  • 05歯科矯正用アンカースクリューの使用

    歯科矯正用アンカースクリューとは、チタン製の細いネジで、歯を動かす時の固定源として、いわば骨に杭を立てるような感じで使用しています。痛そうな感じですが、骨には痛みを感じる神経がないので痛くはありません。この歯科矯正用アンカースクリューにより、大きなメリットがもたらされました。
    歯を動かせる範囲が大幅に広がり、予知性も高くなりました。そのため従来は骨を切る手術を併用していた咬合異常に対して、場合によっては手術をしなくても相当の結果を出すことができるようになりました。要するに歯列全体を動かすことが簡単に可能となったわけです。
    また、治療の体系がシンプルになりました。従来、最も困難とされていた大臼歯の圧下(骨の中に沈めるような動きのこと)などはヘッドギアという装置をほとんど一日中装着せねば達成されなかったのですが、このスクリューを用いることで、いとも簡単に達成されるようになりました。
    また、前歯を引っ込める際なども奥の歯を手前に移動させないようにするために長時間のヘッドギアの装着が求められましたが、そのような煩わしさから患者さん自身が解放されるようになったのも大きなメリットです。

    歯科矯正用
    アンカースクリュー

院長紹介

院長

Yoshihide Yasuda

西宮市にある当院では、3名の矯正歯科医、5名の歯科衛生士が日々研鑽を重ね、確かな技術を提供しております。
そのうち院長を含めて3名は矯正治療経験者ですので、ですので、患者さんの立場に立った見方も出来るのも当院の特徴でしょう。
「みなさん、治療を受ける前のイメージって、どんなものでしょうか?」
単にやたら歯に「ぐちゃぐちゃと付けて」、「痛そう」、「値段が高そう」、などなど、ネガティブなものばかりですね。実際はそうではありません。
例えば、叢生といわれるがたがたの歯を想像してください。これは見た目にもかっこうが悪いのですが、実はもっと具合の悪いことがあるのです。そう、歯ブラシがとってもしにくいのです。ですから、歯周病のリスクも高いわけで、中年以降、歯が何本か無くなっても不思議ではありません。八重歯のお年寄りって、いらっしゃらないでしょう。
ですから、歯並びを治す大きな目的は、歯磨きのし易い歯並びにして、歯周病のリスクを下げてあげることにあるんですね。そうすれば、たとえ治療するにあたって抜歯が必要でも、残った歯が長持ちするわけですね。もちろん、見た目もよくなるわけです。
当院では、設備を充実させ、また院内感染防止のための衛生面の徹底等、さらに、皆様にとって快適で質の高い治療が受けられるオフィスを目指します。初診の患者さんに対しましては、口腔内の状況を診てどんな問題点があるかを説明し、どんな方法があるかを考え、使用する装置、期間などのカウンセリングをしっかりとさせていただき、悩みを解決してから治療をさせていただきます。
ご相談は随時行っておりますので、お悩みがある方は、まずお気軽に予約をお取りください。この時点で費用が発生することはありません。

経歴

  • 1981年

    大阪大学歯学部卒業

  • 1985年

    大阪大学歯学研究科歯科矯正学講座(大学院)卒業
    奈良県立医科大学口腔外科勤務

  • 1986年

    大阪大学歯学部附属病院矯正科勤務

  • 1988年

    保田矯正歯科開設

  • 1990年

    日本矯正歯科学会認定医取得
    現在に至る

所属学会

  • 日本矯正歯科学会
  • 日本口蓋裂学会
  • 近畿東海矯正歯科学会
  • 睡眠歯科学会
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