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Lipo C+D

今日はサプリメントのお話です。実は、当院で目立たないですが、サプリメントを販売しています。というのも、私自身が体調の悪いときとか、風邪っぽいなぁと感じる時に愛用しているビタミンCのサプリを、自分が手に入れやすいように医院で取り扱ってもらっているわけです。通常のビタミンC製剤は吸収される前に分解されてしまって、効果があまりないのが事実なのですが、Lipo-Cという名のサプリは、リポソーム膜で覆われているので、吸収の効率が格段に良いものがあり、免疫力のアップが期待できるものです。

さて、そのLipo-Cなのですが、最近、ビタミンDをプラスした文字通り、Lipo C+Dなるものが登場しました。ビタミンDと言えば骨を作るのに欠かせないというイメージしかなかったので、当初は、それで、・・・という感じだったのですが、先日のNHKの明日が変わるトリセツショーでビタミンDを取り上げているのを見たり、市民公開講座でその道のプロの先生の話を聞いて、骨を丈夫にするだけではなく、がん細胞の抑制、心筋梗塞、リウマチ、糖尿病の予防、はたまた免疫力の向上に寄与するということを知りました。ビタミンDを見直すきっかけになりました。とはいっても、私自身、紫外線には無頓着ですし、食生活もそんなに偏ってないから、別に取らなくてもと思ってました。ところが、血液を採取してビタミンDの濃度を測ってもらったら、なんとその数値は欠乏というランクのものでした。びっくりです。糖尿病になるような食生活はしていませんが、がんにはなりたくないし、インフルエンザにも罹りたくないので、以来、毎日2本ずつ飲んでいます。

さて、私自身の話ばかりしてしてしまいましたが、ビタミンCとD、この二つは実は矯正治療の強い味方なのですね。と言いますのも、矯正治療は歯周組織や骨組織の破壊と再生で成り立っているものですが、コラーゲンの再生に欠かせないビタミンCに加えて骨の硬組織の再生に欠かせないビタミンDもこのサプリで摂取できるのですから、特に成人の患者さんにとっては有益なものではないかと考えております。

健全な身体を作りやすくする体の仕組みを我々が提唱する矯正治療から、そして健全な身体を内から作ってくれるLipo C+D、そして外からのアレルゲンやウィルスを無毒化するイオン発生機、この三点セットで鬼に金棒ではないかと、節分を前に思っている今日この頃です。

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