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セミナー

もう何年も前から、「スケルトンタイプの拡大装置を用いた矯正歯科治療」をテーマにしたセミナーを、矯正歯科材料のF社のバックアップを受けて、開催させてもらっています。先日も、新大阪で朝から夕方まで、喋ってきました。

この治療方法は私どもの診療室で、ごくごく普通に行っている治療方法なのですが、地味な装置のせいか、その形態のせいか、そのポテンシャルの高さを認識される機会が少ないのが現状です。

私自身、阪大の矯正歯科に在籍していた数年間に二例しか扱ったことがなく、甲子園口で開業してから数年間はその存在すら忘れていたものでした。

それが、二年後輩にあたる、広島で小児・矯正で開業していたK先生から、彼自身が主催するセミナーの勧誘を受けました。それがこの装置との再会でした。

以来、不正咬合との向き合い方が少しずつ変わり、セミナーを行うようになってからはさらに色々な分野の勉強をし、更に深化していくのを実感しています。

その一例は睡眠障害です。歯並びが悪いせいで睡眠の質が悪くなるものではありません。
その根源にある鼻詰まりが無関係に見える二つの事象を惹き起こしているのです。そのあたりのことについては、また触れるとして、他人様に教えるという機会を戴いたことで自分自身が研鑽をし、更に知識を得て、それを患者さんに反映できるという好循環。ありがたいことです。

今回、大阪での開催で、出席者の何人かから、阪大の〇〇回生です、僕は〇〇回生ですと挨拶を受け、昔話に花が咲いたのも楽しかったです。

次回は11月に東京で開催です。個人的には旅行気分にも浸れるので、地方開催がいいのですが、…。

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